2012年6月15日金曜日

コミュニケーションと反応

今、新しいサービスを作ろうとしているわけだが、自分の中でどうしても「よしイケる!」というステージまでリフトアップできないでいる。

アイディアは面白いのだけど、、、、

ユーザーがサービスを使用する際のシナリオが苦しい。いや、それよりもまだ自分自身が「ターゲットユーザーを絞りきれていない」ということが大きな要因だと思う。

考えなければならない要素をブレイクダウンしてみる。

・このサービスに訪れる人はどのような人か
・サービスに訪れる際にユーザーは何を考えているか
・ユーザはそこで何をしたいのか
・そのサービス上でユーザーに何をしてもらいたいか

まさに今日はここについて考えていて、一歩前進した感じはある。

そしてそれらをすべて設定した後の最大の難関が、サービスを継続利用してもらうための仕組みだ。

僕がウェブサービスの世界に興味を持ちだしてから 8 年ほど経つけど、その年月の中で多くユーザーを抱え、かつ継続利用されている代表的なサービスはtwitter,facebook,mixi,gree,モバゲー,はてブ、youtube,ニコニコ動画あたり、最近ではLINEやNAVERまとめかな。

これらのサービスが継続利用されている理由はそれぞれ複数の要因があると思うが、プロモーション戦略やユーザー数など外的要因を省くいて大きく分けると「コミュニケーションと反応」「日常使いのツールまで落とし込めている」「インターネットでしか実現できない便利なサービス」の 3 つのどれかに当てはまるのではないかと思う。その中でも今僕が最も注力しなければならない要素が「コミュニケーションと反応」だ。

■コミュニケーションと反応

コミュニケーションと反応はとても重要だ。CGM系のサービスであればなおさら。

人は生産と消費を繰り返すものであり、もちろんそれはコミュニケーションにも例外なく当てはまる。コミュニケーションとは何かのやりとりをすることを指す。もう少し具体的に言うと、コミュニケーションとは感情や言葉、情報をやりとりすることだ。

コミュニケーションを発生させる際、時間とエネルギーを消費する。

facebookに写真を投稿、いいね!を押す、コメントをする。twitterで「うんこなう」とつぶやく。どれもすべて時間とエネルギーを消費して発信をしている。

人は日常のありとあらゆる場面でコミュニケーションを強いられており、その都度時間とエネルギーを消費している。ではなぜ人は、日常でも強いられており大量に消費している時間とエネルギーをネット上でまで消費するのだろうか。

答えは明確で反応があるからだと。人は反応がないと生きていけない生き物だ。

日常で僕が「お腹が痛い」と漏らしても(うんこじゃないよ、言葉を漏らすんだよ)近くにいる人が反応してくれるだけだけど、twitterやfacebookでは数多くの反応や思いもよらない人からの反応が発生することがしばしばある。

インターネットにおける反応のバリエーションは物理的な世界のそれよりも遥かに広く広大なものとなる可能性が高い。この反応のバリエーションを上手くユーザーに届けてあげる仕組みがCGMのサービスには必要不可欠。

まだまだ解決すべき問題は山積しているけど、猛スピードで詰めていくぞー!

あ、ちなみにこのエントリを書こうと思いついた時点でtwitterにお腹痛いと呟いたけど反応はありませんでした。

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